ろうそくの1本目になりましょう。
ろうそくは他の何本ものろうそくに火を灯すことができますが、自分の火が消えるわけではありません。幸せもそういうものです。
自分から誰かに分かち合うことで大きな広がりをみせ、自分の手元から減ることはありません。
圧倒的なギバーを目指しましょう。— よぴお。 (@YopiOsan_17) November 13, 2019
ギバーってなに?
皆さんは、以下の3つのうちどのタイプですか?
1.ギバー
・自分がもらうよりも相手にたくさん与えようとする人
2.テイカー
・自分の利益を考えて行動する人
・自分が与えるよりも多くもらう人
3.マッチャー
・自分の利益と相手の利益を同じにする人
・ギブした分だけテイクする
・テイクした分だけギブする
僕的には多くの人はマッチャ―だと答えると思います。
もらった分だけ返すというのが一般的な考え方ですからね。
僕はというと、ただいまギバーになるための修行を行っているところです笑
なぜなら、ペンシルベニア大学のアダムグラント教授によって、
この中で一番成功するのがギバーだということがわかっているからです。
その一方で、一番失敗するのもギバーだということもわかっています。
それでは、成功するギバー(トップギバー)と失敗するギバー(ボトムギバー)の違いとは何なのでしょうか。
今回は、人生を豊かに生きるトップギバーのなり方について書いていきたいと思います!
自己犠牲を伴わないギブを
成功するトップギバーと失敗するボトムギバーの大きな違いとは、
自己犠牲があるかどうかです。
失敗するギバーとは、自分の利益を犠牲にしてまで相手に尽くそうとします。
いわゆるいい人過ぎるって感じの人です。
例えば、ボトムギバーの人は自分に必要な時間を使ってまで相手の手助けをしようとします。
ある調査では、ボトムギバーである学生は学期が進むにつれて成績が下がっていくということがわかっています。理由は、友達の問題に関わっていたせいで、講義に出られなかったり勉強できなかったりと、自分の必要な時間まで削って友達を手伝っていたわけです。
つまり、ボトムギバーは自分のニーズを無視して自分の時間とエネルギーを費やしてまで相手に尽くすということです。
素晴らしいように思えるかも知れませんが、結果として一番大切な自分を傷つけていることになります。
また、自己犠牲ギバーは断ることができないので騙されやすく犯罪の被害に遭いやすいとも言われています。
このように、自分を犠牲にしてまで他人に与えるのは物語的に美学かも知れませんが、結局自分は幸せになれません。
トップギバーの考え方とは?
一方で成功するトップギバーは、自分の利益も考えた上で相手に利益を与えます。
つまり、自分を含めた全員を幸せにしようとするということです。
例えば、このブログ執筆活動がまさに自分の利益を考えたギブになっています。
自分がインプットしたことをここでアウトプットすることで、これを読んでくださった人に知識を提供することができます。
しかも、この活動は自己犠牲には全くなっていません。
なぜなら、文字に起こしてアウトプットすることでインプットした知識をより頭に残りやすくすることができるからです。
まさに自分の利益を考えた上で相手にギブをするという形になっています。
つまり、トップギバーはみんなの利益を最大化するために行動し、この「みんな」には自分を含めているということです。
自分の利益も考えて相手に与えるギバーこそ、一番人生を豊かにできるということです。
短期的にはテイカーでも長期的にはギバーこそ成功する
短期的に見るとテイカーが成功しているように見えます。
中には「あの人ずる賢く生きてて羨ましいな」と思う人がいるかもしれません。
しかし、テイカーは利益を上げれば上げるほど周りからの信用を失い、人間関係が崩壊していきます。だから長期的に見たら損することになります。
一方でギバーは他人の利益を考えて行動します。
そんなトップギバーにはどんどん仲間が増えていき、もしかしたらその仲間繋がりの仕事もやってくるかもしれません。
長い目で見ると結果的にギバーが大きな利益や価値を手にすることができるわけです。
だから、もしかしたらテイカーの方が結果を出しているように見えることもあるかもしれませんがそこはグッとこらえて、ギバーであることに専念してください。
まとめ
Q.トップギバーとボトムギバーの違いとは?
A.自己犠牲があるかないか!
自分を幸せにするために、より多くを相手に与えましょう。
僕を含めた「みんな」がトップギバーになることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
参考文献
書籍
『GIVE&TAKE-「与える人」こそ成功する時代』(アダムグラント著)
Webサイト
・人心掌握のための親切とプレゼントの心理学~与えるほど成功するトップギバーになるには?
https://daigoblog.jp/giveandtake/
・損しないギブアンドテイクの方法が解明される
https://daigoblog.jp/topgiver/