あなたはなぜ「宝くじは当たる!」と期待してしまうのか?

あなたはなぜ「宝くじは当たる!」と期待してしまうのか?

みなさんは宝くじを買ったことがありますか?

 

買った経験がある人は、当選番号が発表されるときに「当たる!当たる!」とワクワクした人がほとんどだと思います。

 

それが宝くじの醍醐味ですもんね。

 

しかし、宝くじが当たる確率は非常に低いです。

ではなぜ人は、確率が低いことに対して期待をしてしまうのでしょうか。

今日はそんな疑問を解決していきたいと思います。

 

疑問:人はなぜ「宝くじは当たる!」と期待してしまうのか。

あなたはなぜ「宝くじは当たる!」と期待してしまうのか

人は確率が低いことには主観的確率を過大評価する

人は確率が低いことには主観的確率を過大評価する

結論から言うと、人は事が起こる確率が低いことに対しては主観的確率を過大評価するからです。

 

主観的確率:個人の考えが含まれた確率

客観的確率:ランダムな事象についての確率

 

宝くじが当たる確率を1000万分の1とします。これを聞いてあなたはどのように感じますか?「1000万分の1って当たりそうな気がする」と感じた人がいるかもしれません。

 

1000万分の1は客観的な確率ですが、「当たりそうな気がする」は主観的な確率です。

 

しかし、1000万分の1を言い換えるとこのようになります。

・満員の東京ドームを181個並べてその中で一人に選ばれる確率

・寿命を80年として342回生まれ変わったうちの1日

 

こう聞くと1000万分の1がどれほど確率の低いことかを理解することができると思います。さらに、1000万分の1と聞いたときの印象はこれよりも当たりやすいと思っていたはずです。

 

つまり、主観的確率と客観的確率には大きなずれがあるということ。そして、人は確率が低いときほど主観的にはその確率を高く見積もってしまうということです。

 

知識:人は確率が低いことには主観的確率を過大評価する

 

客観的確率を意識する

客観的確率を意識する

 

主観的確率に惑わされないためにも客観的確率を意識しましょう。

しかし、客観的確率と言われてもピンとこない人もいるかもしれません。

そこで客観的確率の考え方の例題を出します!

 

コインを7回投げます。

一回目 

二回目 

三回目 

四回目 

五回目 

六回目 

この時、7回目に出るのは表ですか?裏ですか?

 

 

正解は………

 

 

 

「1/2の確率で表が出る。1/2の確率で裏が出る。」でした!

ひっかけ問題のように感じた人もいるかもしれませんが、それは主観的確率に惑わされたということです笑

 

詳しく解説します。

6回目までの結果を見ると、表と裏が交互に出るという規則性が見られるのでその流れでいくと7回目は表になるような気がします。これが主観的確率です。しかし、これまでに表が何回出ていようと関係ありません。常に1/2の確率で表が出るし1/2の確率で裏が出ます。これが客観的確率です。

 

規則性などを見たときに直感で判断してしまいがちですが、このように「過去の結果が未来に影響を及ぼさない」と考えるのも大事だということです。

 

客観的確率を取り入れるとこんな考えをしなくなります。

・自分が買えば宝くじが当たるかもしれない

→みんな当たる確率は同じです。

・パチンコで負けが確定してるから一発逆転を狙おう。

→大当たりが出る確率はあなたの勝ち負けに関係がありません。

 

過去の出来事がこれからの出来事の結果に影響しないにも関わらず人は主観的確率で判断をしがちです。自分の行動が客観的確率に基づいているのかを一度確認するといいかもしれませんね。

 

行動:客観的確率を意識する

 

まとめ

疑問:人はなぜ宝くじは当たる!と思ってしまうのか

知識:人は確率が小さいことに対する確率を主観的に過大評価する

行動:客観的確率を判断材料に入れる。

 

宝くじについて過去にも何度か触れてきました。

それほど宝くじは魅力的なモノであり、危険なモノでもあります。

本当に自分の人生に宝くじが必要かどうか考えるきっかけになれば幸いです。

 

今日のオススメ本

『不合理な地球人』

規則性を見つけただけで主観的確率が変わるように、人は環境や状況によって判断が変わります。このように、「人間は非合理的な行動をする」と認めた上で経済学を研究する学問を行動経済学と言います。行動経済学の本は世の中にたくさんありますが、この『不合理な地球人』は入門書としてめちゃくちゃオススメします笑

 

この本をオススメする3つの理由

①章末に用語解説が載っている

→わからない専門用語が出てきても用語解説を読むとスッと理解できます。

②具体例が豊富

→今回の宝くじの例もこの本を参考にして作りました。私生活と行動経済学の関わりが実感しやすいです。

③太字・図式・余白が多く使われている。

→非常に読みやすいです。普段本を読まない人でも図式のところから理解しようとすることができます。

 

大げさに聞こえるかもしれませんが、この本を読めば行動経済学にハマること間違いなしです笑

 

ぜひ手に取ってみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございます。