- スマホのせいで勉強に集中できない人。
- 勉強に集中したい人。
- スマホの通知をONにしている人。
この記事を読めば、スマホの通知が集中力に与える悪影響を理解することができます。
皆さんはスマホの通知をオンにしていますか?
たまに誰かのLINEが「ピコン」となるのを聞くことがありますよね笑
もし、通知をオンにしているというのであれば、それがあなたに大きな悪影響を与えているということを知っておいたほうがいいかもしれません。
今回は、通知がもたらす悲劇とその対策法について書いていきたいと思います!
【危険】スマホの通知が集中力を激減させる2つの理由【今すぐ切れ】

本記事の内容はこちら!
・スマホの通知が集中力を下げる原因に。
・スマホの通知が生産性を半減させる。
・スマホの通知に集中力を奪われないために。
本記事は以下の参考文献を基に書いています。
スマホがもたらす2つの悲劇を紹介します。
スマホの通知が集中力を下げる
まず、スマホの通知が集中力を下げるということがわかっています。
なぜなら、スマホの通知が集中力を途切れさすことで脳が疲労するからです。
スマホの通知と脳の疲労
仕事や勉強が終わり、頭が疲れすぎて何も考えられないという状態を経験したことがあると思います。
実は、脳を疲れさせる原因は集中力を切り替えるときだと考えられています。
集中する対象を切り替えるタイミングが多ければ多いほど、脳が疲れてしまうということです。
例えば、
【勉強に集中する】→【読書に集中する】
という行動を行うと、この「→」が行われるときに脳を疲れさせるということです。
ここにスマホの通知が入ると恐ろしいことが起こります。
先ほどの例で言うと、
【勉強に集中する】→【ピコン(通知)】→【スマホ】→【勉強に集中する】→【ピコン】→【スマホ】
という風に、集中力を切り替えるタイミングが多くなります。
パフォーマンスを発揮できる集中状態を通知が崩してしまうため、頭が余計に疲れてしまうということです。
アメリカのミシガン州立大学の実験でも、1日にジャンルが違う作業をいくつも行うと、それぞれのタスクを達成する確率は25%も下がることがわかっています。
つまり、集中するモノをコロコロ変えることは脳を余計に疲れさせてしまうというデメリットをもたらすのでそれを引き起こす通知はヤバいということです。
通知をONにして集中できるはずがありません。
通知の悲劇①スマホの通知のせいで集中力が切り替わり余計に疲れる。
スマホの通知が生産性を半減させる
次に、スマホの通知が生産性を下げます。
「そんな通知くらいで勉強や仕事の結果が変わるわけない」と思う人もいるかもしれませんが、研究によってほんの少しの邪魔でも生産性を下げることがわかっています。
ミシガン州立大学の研究
ミシガン州立大学は学生たちに集中力が必要な作業をパソコンで行ってもらい、途中でポップアップ画面を開き、どのくらいの介入で学生たちの生産性が下がるのかを調べました。
その結果、2.8秒の間ポップアップ画面が開くだけで、参加している学生たちの作業スピードが半分以下まで低下してしまうということがわかりました。
つまり、メールやLINEの通知によって一瞬気が持っていかれただけで作業効率がだだ下がりになるということです。
たとえ、音が鳴った後に無視をしても集中力は一度途切れてしまっているので、ピコンという音がなると1時間で終わる作業が2時間かかるようになってしまいます。
しかも人間の集中力が一度切れると集中していた状態に戻るのに15分ほどかかると言われているので、さらに作業時間は長くなるかもしれません笑
皆さんが思っているよりも通知は害悪です。
通知の悲劇②通知による数秒の邪魔が集中力を途切れさせる。
スマホの通知に集中力を奪われないために

ここまで、通知が集中先をコロコロ変えてしまうし、ほんの少しの邪魔が生産性を半減させるよーという話をしてきましたが、ここでそれらの解決策を提案したいと思います。
解決策とは、
- スマホの通知を全てオフにする。
- メールやSNSをチェックする時間と回数を決める。
ということです。
スマホ通知で集中力を奪わない方法①
通知を全てオフにする
まず、スマホの通知を全てオフにしてください。
これは大前提です。
LINEはもちろんですが、Twitterやそのほかメールやゲームアプリなどの通知を全てオフにしてください。
サイレントモードにすればいいと思われるかもしれませんが、ポップアップに通知が出てくるだけで集中力は途切れます。マナーモードをやめたとたん音がなります。
確かに、LINEが来たらすぐに返さないといけないと思われる方もいると思います。早く返信しないといけないような人とお付き合いしている人は別ですが、即レスしないといけないLINEはほとんどないはずです。
なんなら、既読もつけずに返信すらしない人もいると思います。そんなことのために集中力を奪われるなんて非常にもったいない。
全てのアプリの通知を消しましょう。
行動①全てのアプリの通知を消す。
スマホ通知で集中力を奪わない方法②
チェックする時間と回数を決める
次に、スマホのSNSやLINEをチェックする時間と決めてください。
例えば、スケジュールに
- 「12:00~12:30」
- 「18:00~18:30」
- 「22:00~22:30」
はメールとSNSをチェックする。
と組み込んでしまうということです。
これは研究によって効果が担保されています。
ブリティッシュコロンビア大学の研究
ブリティッシュコロンビア大学は、メールチェックと仕事の生産性を調べた実験を行いました。
その結果、チェックを1日3回までと決めておいた被験者は
- 作業中の緊張やストレスが減る
- 幸福度があがる
ということがわかりました。
メールを見る時間を決めることは、今まですぐ見ることを心掛けていた分最初は軽い不安に襲われるかもしれません。
しかし、【通知】によってもたらされていた興奮の感情が少しずつ落ち着いていき、逆に時間を決めていることによる安心感が得られるようになってくるので、集中力が途切れることもなく作業に没頭できるようになるということです。
スマホをチェックするタイミングを決めてみましょう。
行動②SNSやLINEは決めた時間にまとめてチェックする。
スマホの通知と集中力まとめ

今回は、スマホの通知が集中力を激減させるという話を紹介しました!
復習します。
- 頭が疲れるのは脳の切り替え。
- 通知は生産性を半減させる。
- 通知は切る。
- SNSは時間と回数を決める。
ちなみに僕は集中力を途切れさせないために、
- LINE以外通知を全て消す
- LINEはポップアップだけ表示
- SNSは制限アプリで時間外に開けないようにする
ということをただいま実践しています!
LINEやメールを開く時間を決め、アプリをロックすることでそれ以外の時間は開けないようにさえしました笑
緊急連絡の場合もあるので、ポップアップ画面では内容を見られるようにし緊急性がないと判断した場合はポップアップを消すようにしています。
【通知】によって集中力は途切れることがなく内容をチェックすることで緊急性への不安を消し、時間を決めることで他の作業に集中できるようになるので、今のところいい感じに導入できています!笑
一日3回チェックと決めて時間外は全く見ないようにするということもやってみたのですが、色々と不都合を感じて逆に集中できなくなったことがあったので今の形となっています。
なので皆さんも、一度試してみて不具合が出た場合は改善を繰り返してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!