- いつか変わりたいと願っている。
- 今の自分が嫌だと思っている。
- 何度が変わろうとしたけど失敗した。
この記事を読めば、あなたが今まで本気で変わりたいと思っても、結局変われなかった理由を3つ理解することができます。
皆さんは今の自分を変えたいと思ったことはありますか?
「今の自分の性格が嫌い。」
「今の自分に自信がない。」
そんな風に、今の自分に不満を持っている人は多いと思います。
不満を持っているからこそ、変わりたいと思うわけですもんね。
しかし、どんなに変わりたい願っていても、いつまでも変われない人も多いです。
それは恐らく、これから話す3つの理由が当てはまる思います。
変えられなかった自分を変えたい!と思っている人は、以下の3つをしないように気を付けてみてください!
本記事の内容はこちら!
変わりたいのにいつまでも変われない3つの理由
- 大きく変化しようとする。
- 実は変わりたくない。
- いつか変わると信じている。
以下の参考文献を基に書いています。
本気で変わりたいのに変われない3つの理由とは?【今日こそ変わる】

それではさっそく、自分を変えたいのに変われない理由について解説します。
変わりたいけど変わらない理由①
大きく変わろうとして挫折する
まず、変われない人はいきなり大きく変わろうとして挫折します。
なぜなら、人間は大きな変化を嫌う生き物だからです。
いきなり激変する
自分を変えようと思ったときに、生活を一気に激変させる人は多いですよね。
例えば、
- ダイエットをしようと思ったら、白ご飯を一切食べない!
- 運動をしよう!と思ったら、毎日5キロ走る!
- 早寝早起きをしよう!と思ったら、いきなり22時に寝る!
などなど、頑張ろうと思って無茶すぎる目標を立てて、それが全く続かずに挫折した経験がある人は多いと思います。
人間は大きな変化を嫌う性質があり、逆に現状維持が好きなので、挫折するのも仕方ないです。
誰にとってもそのままの方が心地がよいですからね。
つまり、大きく変わろうとすることは、体にストレスであり、変わろうと思っても続くわけがないというわけです。
小さく変わる
自分を変えたいのなら、大きく変わろうとするのではなく、小さく変わることをオススメします。
具体的には、変えたいことをばかばかしいくらいの目標から始めるという方法があります。
例えば、
- 運動を習慣的にできるようになりたいと思うのなら、毎日腕立て伏せを1回だけやる。
- ダイエットを成功させたいのなら、日曜日の昼だけはおやつを食べない。
- 早寝早起きをしたいのなら、毎日前日より5分だけ早く寝る。
という風に、変わりたい自分に対するステップをばかばかしいくらい小さくしてみてください。
ポイントは、本当にばかばかしいくらいハードルを下げることです。
どんなに忙しい日々でも、どんなに疲れている時でもできるくらいのノルマにしてください。
変化を嫌う人間だからこそ、脳が変化を感じないくらいに変わっていく必要があります。
毎日続けることで、次第に慣れてきますし、だんだん物足りなくなってきます。その時に、回数を増やして習慣化いていくわけです。
習慣化されてしまえば、大きな変化に気づくのは時間の問題ですからね。
もっと詳しい話は『小さな習慣』にも書いています。
確かに、腕立て伏せ1日一回みたいな小さな努力って意味ないんじゃない?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
続けてたらいつの間にか成長している自分に気づくと思います。はじめは1日一回でも、いつの間にか1日10回できるようになります。
階段を一歩ずつ登るイメージですね。
大きく変わるなら
もし、大きく変えたいのなら環境ごと変えるしか方法はありません。
- 引っ越す
- つるむ友達を変える
- 一人暮らしをする
などなど、環境ごと変えなければ大きく変化するのは難しいです。
そんな簡単に環境ごと変えることはできないと思いますので、少しずつ変わっていきましょう。
変わりたいけど変われない理由①一気に変わろうとして挫折するから。
変わりたいけど変われない理由②
本当は変わりたくない
次に、もしかすると変わりたいと思っていても、自分で変わらないという選択をしているかもしれません。
なぜなら、人は自分自身で「ライフスタイル」を選択しているからです。
自分で選んだ結果
ここからは『嫌われる勇気』を参照しています。
アドラー心理学によると、性格や気質のことをライフスタイルといい、ライフスタイルは自ら選び取るものだと考えます。
例えば、
- コミュ障
- チャレンジャー
- 臆病
- ポジティブ
- ネガティブ
などなど、今の自分を表す性格は自分の意志で選んでいるということです。
例えば、自分はコミュ障だから周りと話せないという考え方ではなく、コミュ障になることを選択して周りとコミュニケーションを取らないという考え方をします。
つまり、変われないのは自ら変わらないという決心を下しているからで、「やればできる」という可能性を残したいだけだというわけです。
本気で変わりたい人からすると、そんなことないよ!と反発したくなるかもしれませんね。
しかし、いろいろ不満はあったとしても、人間は変化を嫌う生き物です。
「このままの自分」でいるほうが楽であり安心だと感じてしまいます。
ライフスタイルを選びなおす
性格が自分で選んだ結果であるのなら、自分で選びなおすことも可能です。
選びなおすとは、今のライフスタイルをやめる決心をするということです。
具体的には、やりたいことに対するステップを少しだけでも踏んでみることが大事ですね。
例えば、
- コミュ障を直したいならコンビニの店員さんと一言だけ雑談してみる
- 理想の体型になりたいのならジムに入会してみる
- 海外旅行へ行きたいのなら貯金を始めてみる
などなど、やりたいと思っていることや自分の改善したいことに対する具体的な行動を取ることが、変わることに繋がります。
失敗してもいい
確かに、今のライフスタイルをやめるなら、いろいろな問題が発生するかもしれません。
- 時間がない
- お金がない
- 体力がない
という悩みが発生して、結局何もやらない可能性さえあります。
なので、いつかやりたいと思っていることはいつまで経っても実現しません。
年齢が上がれば言い訳が変わるだけです。
完璧な環境になることはありませんので、いまライフスタイルを変える決心を変えましょう!
変わりたいけど変われない理由②心の底では変わりたくないと思っている。
変わりたいけど変われない理由③
未来の自分に期待している
最後に、未来の自分に期待していると変われません。
なぜなら、将来の自分は現在の延長線にいるからです。
いつかできる?
多くの人は、今の自分はできていないけど将来の自分は大丈夫だろうと思いがちです。
例えば、貯金ができない人は、
今は貯金ができてないけど、今後収入は上がっていくやろうしできるようになるやろう。
と考えます。
しかし、実際に収入が上がるとどうでしょうか。そううまくは貯金できません。収入が上がると同時に支出も増えます。
たとえ、手取り20万円の人が25万円になったとしても、増えた5万円がきれいに貯金できるわけではありません。。
そして、いま貯金できない人は、5年後もできてないし、10年後もできてないし、結局いつまでも貯金がなくて困ることになります。
今日はお金を使っても明日に貯めたらいいやと考える日々が永遠と続きますからね。
未来は今日の連続
解決策としては、将来の自分は今日の連続だと考える方法があります。
具体的には、今日できないことは10年後もできないと考えます。
そのため、10年後にやっておきたいことは今日からやるしかありません。
ライス大学の研究でも、、毎日は同じイベントの繰り返しと考えることで、貯金額が増えることが明らかにされています。
具体的には、「毎日は同じイベントの繰り返し」と考える「繰り返し思考」を持つ被験者は、「2週間後までに貯金を増やすぞ」と目標を決めた被験者よりも82%貯金額が多かったことがわかりした。
つまり、目標を立てるときに「半年で6キロ痩せる」という目標よりも、毎日の食事を見直すほうが目標達成率が高いということです。
いつか変わるだろうと未来の自分に期待するのではなく、今日の行動から変えましょう!
変わりたいけど変われない理由③いつか変わるだろうが永遠に来ない
変わりたいけど変われない理由まとめ
ここまで、変わりたいけど変われない3つの理由を紹介しました!
復習します。
- 大きく変わろうとする
- 本音では変わりたくない
- 将来の自分にいつまでも期待している
いかがでしたか?
結論、今の生活を少しだけ変えていくことが、自分を変える方法になります。
変わりたいと思い続けて何もしないよりは、別に変わらなくてもいいと思いながらも小さな努力をしたほうがいいですよね。
小さな変化の積み重ねが振り返ったときに大きな変化になります。
日々の生活を見直して、小さく変化していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!