- 時間がないが口癖な人の心理を知りたい人。
- どういう人が時間がないのか気になる人。
- 自分が「時間がない」と言い散らかしている人。
この記事を読めば、「時間がない」という人がかなりヤバい理由を理解することができます。
時間がないって口癖のように言う人がいます。
「あー〇〇する時間がない。」
「あー忙しくて〇〇できない。」
などなど、「時間がない」と忙しいアピールをしてくる人がいると思います。もしかするとあなたが言っているかもしれません。
ズバリ言いますと、「時間がない」が口癖になっている人は結構ヤバいです。
なぜなら、「時間がない」と言う人は「時間がない」と思い込むせいでいつまでも「時間がない」からです。
何を言ってるんだと思われたかもしれませんが、最後まで読んでいただけると「時間がない」を口癖にしてはいけない理由を理解することができると思います。
時間不足の人や周りに忙しい同僚がいる人はぜひ最後までご覧ください!
本記事の内容はこちら!
「時間がない」が口癖の人がヤバい5つの特徴
- 優先順位がつけられていない。
- やるべきことが多すぎる。
- 忙しい方が優秀に見えると思っている。
- 実は無駄な時間が多い。
- 本当に時間がないことも
「時間がない」が口癖なら今すぐやめよう。
以下の参考文献を基に書いています。
「時間がない」が口癖の人がヤバい5つの特徴とは?

それではさっそく、いつも「時間がない」と言ってる人の特徴について解説します。当てはまったら要注意です。
「時間がない」口癖の特徴①
優先順位がつけられていない
まず、優先順位がつけられていない人は時間がありません。
なぜなら、重要度に関わらず時間をかけてしまうからです。
大切なことはなに?
忙しい人は、自分にとって何が大切なことかがわかっていません。
睡眠時間が欲しいけど、家族との時間を大切にしたいし、でも仕事も大事。
という風に、全てを大事にしようとしてすべてが上手く時間配分できていないと思います。
そもそも、一つしか体がないので全部に時間をかけたいと思っても無理なんですよね。使い古された言葉かもしれませんが、時間は24時間平等に与えられているので仕方がないです。
そこで、大切なものから時間を充てていく必要があります。
譲れないものから逆算する
オススメの方法としては、絶対に譲れないものから24時間を逆算していくという方法です。
例えば、僕の一日のスケジュール設計は睡眠時間から始まりました。
「7時間は睡眠を取ろう。」
↓
「5時に起きたい。」
↓
「てことは寝るのは22時。」
↓
「てことはお風呂の時間が20時前後で」
↓
「てことは帰ってから19時45分まで作業できるな」
↓
「てことは帰ってからの時間はブログに充てよう」
という風に、自分は何を譲れないかを明確にして、そこからスケジュール設計をしていくわけです。
もしこれが、睡眠時間は7時間取りたいけど、ブログを書く時間も欲しいなと思っていたら、どっちもできないじゃんってなりますよね。
僕にとって優先順位は、睡眠時間>ブログなので納得のいく時間配分ができるわけです。
皆さんにもそれぞれ大事なことがあると思います。
それは友達との時間かもしれないし、アーティストのライブかもしれないし、本を読む時間かもしれないです。
とにかく、まずは自分にとって何が大事かを明らかにし、それをするための時間から確保しましょう。あれもこれもと欲張ってはいけません。
特徴①優先順位をつけず全てやろうとするから時間がない。
「時間がない」口癖の特徴②
やるべきことが多すぎる
次に、忙しい人はやるべきことが多すぎるので時間がありません。
なぜなら、作業量が多すぎると生産性が下がるからです。
仕事やりすぎ問題
実は労働時間が短い国ほうが、生産性は高いということがOECDの調査によって明らかになっています。
具体的には、作業量がもっとも少ないドイツの労働時間は約1300時間で日本の8割ですが、生産性はドイツの方が日本よりも50%優秀であるということがわかっています。
時間をかければかけるほど成果が上がりそうな気がしますが実はその逆で、仕事をやりすぎているから生産性が低くなり、結果的に時間がなくなるというわけです。
あまりにも悲しい事実ですよね。
確かに、仕事がなんだから仕方がないじゃないか!と反論したくなる人もいるかと思います。僕も働いていますので、どうしても終わらないことがあると思います。
しかし、80対:20の法則という話があるように、大きな成果を生み出す行動は実はほんの一部だったりします。
やるべきことが多すぎるのは、必要なことを取捨選択できていないからかもしれません。
成果につながる行動に注目してみましょう!
特徴②やるべきことが多すぎて生産性が低下している。
「時間がない」口癖の特徴③
忙しい方が有能だと思っている
次に、周りの人に「時間がない」とわざわざ言う人は、忙しいアピールをしたいからかもしれません。
なぜなら、忙しい方が有能だと思い込んでいる可能性があるからです。
忙しいアピール
忙しいアピールをしてくる人っていますよね。
常にスケジュールはいっぱいで、「次は○○のアポがあるねん」と聞いてもいないのに言ってこられた経験が皆さんにもあるかもしれません。

過去にこんな記事を書きました。
この記事を一言で表しますと、忙しいと思っている人は実はそんなに忙しくないんやで。という話です。
具体的には、自分の労働時間を20時間ほど多く勘違いしているということがわかっています。
つまり、忙しいアピールをしてくる人は、自分が忙しいことを伝えることで優秀に見せようとしていますが、実は自分が生産性が低いことを伝えてしまっているわけです。
確かに、日本では忙しいほうがカッコいいみたいな風潮があるかもしれません。定時に帰る人よりも最後まで残る人の方が努力を評価されがちです。
しかし、その考え方も変わりつつあると思います。成果で報酬が決まる「ジョブ型」を取り入れてくる企業も増えつつあります。
どんなに時間がなくても、忙しいアピールをする人にはならないようにしましょう!
特徴③忙しい方が有能に見えそうだけど実はそうじゃない
「時間がない」口癖の特徴④
無駄な時間が多い
次に、「時間がない」という人ほど無駄な時間が多いです。
なぜなら、時間がないという焦りで常にマルチタスクの状態になるからです。
マルチタスク
忙しい人の頭の中はやるべきことでいっぱいです。
「メールを返さないといけない。」
「アポの準備をしなければいけない。」
「会議のセッティングをしなければならない。」
という風に、次にやらないといけないことが頭の一部に住み着いています。
そうなると、常にマルチタスク状態です。

過去の記事でも書きましたが、マルチタスクの状態になると時間が足りないという感覚を増進させてしまいます。
やるべきことが多いのに頭の中は違うことを考えていると、目の前の進めたい作業が非効率になりますよね。
時間がないと口癖で言う人がどれくらい集中できているか確認してみてください。どこか焦っている様子なら立ち止まってもらうのもありかもしれませんね。
特徴④やるべきことが多すぎて頭がマルチタスク状態になっている。
「時間がない」口癖の特徴⑤
本当に時間がない
少数ですが、忙しいと言う人のなかには本当に忙しい人はいます。
1分単位でスケジュール
例えば、2020年で言うぺこぱさんのような売れっ子芸能人や1分単位でスケジュールが決められている経営者とかですかね。
寝る時間以外はずっと外で、むしろ移動時間が睡眠時間みたいな生活をしている人はごくまれにいます。
そういう方は、これまで述べた4つの特徴には当てはまらないと思いますし、成果も十分に残されています。
しかし、大多数の人はそんなことないと思います。
- 意味もなくスマホを触っている時間。
- YouTubeを見ている時間。
- コンビニでぶらぶらする時間。
必ずあると思います。
もちろん僕もあります。
それが悪いことではありませんが、「時間がない」と言うくらいならその時間を削ってから言った方がいいですよね。
もし自分が時間がないと口癖で言ってしまっているのであれば、自分よりももっと忙しい人がいると認識し、時間がないという思い込みを解きましょう。
特徴⑤なかには本当に忙しい人はいる。(少数)
時間がないという口癖は今すぐやめよう

ここまで、「時間がない」が口癖になってしまっている特徴として5つあげてきました。
ここからは、あなたや身近な人が「時間がない」ばかり言っている場合に読んでいただけたらなと思います。
時間がないが口癖になるとヤバい理由
結論から言いますと、今後「時間がない」と言うのはやめましょう。
なぜなら、「時間がない」と考えること自体が時間を減らしてしまうからです。
「時間がない」が時間を減らす
前半で述べたことをまとめますと、「時間がない」が口癖の人は
- 大事なことがわかっていない。
- 忙しい方がカッコいいと思っている。
- 生産性が低下している。
可能性がありますよーということでした。
つまり、「時間がない」という口癖は何の意味もないんです。
「時間がない」と言ったところで時間は生まれませんし、誰にも褒められません。強いて言うなら同情されるくらいです。
さらに、一度「時間がない」と思い込むと負の連鎖に入ります。
時間がない!
↓
焦る。
↓
生産性が低下
↓
物理的に時間が減少。
↓
時間がない!(以下続く)
という風に、時間がない!と感じてしまうといつまでも時間がない状態が続いてしまうというわけです。
恐ろしいですよね。
「時間がない」と言う人は「時間がない」と思い込むせいでいつまでも「時間がない」からです。
という冒頭の文章をご理解いただたかと思います。
確かに、本当に本当に忙しい人はいるでしょう。僕では計り知れないくらいの作業をやっている人はいると思います。
でも、あくまで個人談ですが、本当に忙しい人って時間がないって本気では言わないんですよね。
むしろゾーンに入ったようにその状況を楽しんでいるように感じます。
不思議なもんで考え方ひとつで時間感覚は変わります。
ぜひ「時間がない」という口癖はやめましょう。
「時間がない」という口癖が時間を減らすから禁句。
時間がない口癖まとめ

ここまで、時間がないが口癖の人は危ないから今後はやめよう!という話をしました。
復習します。
- 大事なことがわかっていない。
- やるべきことが多すぎて生産性が低下。
- 忙しい方が有能だと思っている。
- マルチタスク状態で無駄な時間が多い。
- 中には本当に忙しい人もいる。
自分は「時間がない」とは絶対に言わない。
ということでした!
時間が足りないという問題は、皆さんが抱えていると思います。
僕は、もはや時間は元々足りないものなんだ開き直って優先順位をつけてからは、物事の取捨選択ができるようになり、やりたいことに時間を費やせるようになりました。
大学生の時に全然書けなかったブログが社会人になってかけていることを考えると、可処分時間は減ったのに時間にはゆとりが持てているなと思います。
もしあなたが「時間がない」と口癖のように言っているのであれば、今すぐやめていただいて、周りの人が言ってたら「時間がないスパイラル」にはまっていることを教えてあげてください!
皆さんの時間不足問題が解決されることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!