- いつも時間がないと感じている人
- 時間がない原因を知りたい人
- 時間がない状態から抜け出したい人
この記事を読めば、「時間がない」という悩みの種が明らかになります。
時間がないという悩みはたくさんの人が持っていると思います。
仕事へ行く
↓
帰る
↓
寝る
↓
仕事へ行く
その繰り返しが続きますよね。
僕も働き出してからというものは、学生の頃に大人が「社会人は時間がないから今のうちに遊んどきなよ」と言ってくるのはこういうことだったんだと実感しました。
しかし、働きだしてもう一つわかったことがあります。
それは、「時間がない」というのは全くの嘘だということです。
もちろん、働き始めたときは時間がないと感じた時期もありましたが、時間を作るために創意工夫を重ね、最終的には仕事がある日でもブログが書けるようになりました。
なぜ僕が時間がないのは嘘だと思えたのかと言いますと、実はたくさんの人が自分は働く時間が長いと勘違いしているという事実を知ったからです。
というわけで今回は、「時間がない」というのは全くの嘘で実は時間が余っているよ!という話を中心に、なぜ社会人は時間がないと感じてしまうのかについて解説したいと思います!
この記事を読むメリットはこちら!
- 時間がないのが嘘だとわかる!
- 時間がない感覚の原因がわかる!
- 明日からやるべきことがわかる!
本記事の内容はこちら!
- 時間がないは嘘であるたった一つの理由とは?
- 時間がないは嘘であるからやるべきこと。
以下の参考文献を基に書いています。
「時間がない」は嘘であるたった一つの理由【時間がないという病】

結論から言いますと、「時間がない」が嘘だと言える理由は、仕事の時間が今までよりも物理的に減っているからです。
そんなことないよ!と思われるかもしれませんが、海外の研究で明らかになっています。
「時間がない」が嘘であるたった一つの理由
現代人は「忙しい!」と感じている人が多いです。

過去にこんな記事も書きました。
セイコー時間白書2019によりますと、
2019年は「時間に追われていると感じますか?」という質問に対し、67.8%が「感じている」と回答した
ということが明らかになっています。
つまり、4人のうち3人は時間がないと感じているということです。
そして、2018年よりも3.5ポイント増加しています。時間がないと感じている人は増えたということですねー。
インターネットや情報技術が発達して便利な世の中になったにも関わらず、時間がないと感じている人は未だに多いわけです。
しかし、それは思い込みにすぎないかもしれません。
ジョンロビンソンの研究
メリーランド大学のジョンロビンソンの研究によると、世界中の人が実際に仕事に費やしている時間の合計は過去40年間で少なくなっているということが明らかになっています。
具体的には、
- 多くの人は週に60~64時間ほど働いていると思いこんでいる。
- 本当の労働時間は平均で週44.2時間くらい。
だとわかっています。
つまり、実際の労働時間よりも20時間も多く働いているように感じているわけです。
実は自分が思うよりも実態はそこまで忙しくないんですよね。
ほとんどの人は毎週30時間から40時間の自由時間を余らせています。そう考えると時間は十分に余っているはず。
確かに、いや俺は本当に忙しいんだぞ!という人がいるかもしれません。
売れっ子の芸能人や1分刻みでスケジューリングされている経営者なら、本当に時間がないのかもしれないです。
しかしさすがにそこまでは忙しくないと思います。
- 特に理由なくスマホを触る時間
- なんとなくテレビを見る時間
- 何もせず電車を待つ時間
突き詰めると意外とスキマ時間があったりします。スキマ時間も積み重ねれば大きな力になります。
僕も無駄を省きまくって4時間生み出すことができました。

詳しくはこちらをご覧ください。
「時間がない」と思うだけで生産性が下がりますので、忙しいとは思わないようにしましょう。
大事なことは、「時間がない!」と嘆くことではなく、自分には時間があると認識することです。
労働時間は減少しており、多くの人は労働時間を長く見積りがち。
時間がないは嘘であるから

ここまで、時間がないというのは思い込みで、実は週に20時間くらいは余裕があるよーという話をしました。
でも時間がない皆さんにそれだけの情報を伝えて終わってしまったら、何の解決にもなりません。
そこで、時間がないという焦りをなくすための具体的な方法を紹介します。
時間がないは嘘だからマルチタスクをやめる
時間がないと感じる人は、今すぐマルチタスクをやめましょう!
なぜなら、マルチタスクが時間がないと感じさせる原因だからです。
マルチタスクの罠
マルチタスクとは、同時に物事を進めるいわゆる「ながら作業」です。
僕を含めてですが、ながら作業をする人は多いですよね。
- テレビを見ながら食事
- 歩きながらスマホ
- 音楽聴きながら勉強
などなど、何かをしながら別のことをする人はたくさんいます。スマホの影響でいっそう増えたのではないでしょうか。
ながら作業はやめる
時間がない人は、今すぐマルチタスクをやめましよう。
マルチタスクは、時間を有効活用できているように感じますが実はできていません。
タスクから別のタスクへ注意を切り替えると、そのたびに時間に対するプレッシャーが増加することかわかっています。
つまり、マルチタスクのせいで時間が分断されて常に時間に追われている錯覚が生まれるというわけです。
確かに、一度に複数のことを行っている方が有能に見えるかもしれませんし、時間を有効活用できているように感じるかもしれません。
しかし、最悪なことにマルチタスクは非効率かつ皆さんの時間を奪っています。
時間がない人こそ、いま目の前のやるべきことに専念することが大事なんです。
ながら作業はやめて、目の前のタスクに集中しましょう。
それが「時間持ち」への一歩になります。
マルチタスクをやめれば時間がないという感覚が減る。
時間がないは嘘まとめ

ここまで、時間がないのは嘘だから思い込みはやめよう!という話と、その感覚はマルチタスクが原因だよーという話をしました。
復習します。
物理的に労働時間が減っているにもかかわらず、20時間程度も多く見積もっているから。
マルチタスクが時間のプレッシャーを加速させる
ということでした!
使い古された言葉ですが、時間は平等に与えられています。
生かすも殺すも自分次第です。
一見時間短縮に見えるマルチタスクをやめることで、逆に時間が増えた感覚になります。
同時に何かをやってないと気がすまないという人はいるかもしれませんが、騙されたと思って一度シングルタスクにトライしてみてください!
皆さんが時間のプレッシャーを感じないくらいゆとりある生活を送れることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!