早起きが苦手でも大丈夫!
皆さんは早起きですか?
僕は早起きが大の苦手です。
小学校、中学校、高校と、時間ぎりぎりに起きて急いで学校へ向かう毎日でした。
朝のホームルームに遅刻をすることも何度もありました笑
そんな僕みたいに早起きが苦手な人にとって、今日は少し嬉しい話かもしれません笑
なんと、
「早起きしすぎるのは体によくないし、むしろゆっくり起きたほうがいい!」
ということが研究によって判明しているので、紹介したいと思います!
早起きすぎは体に悪い
まず、7時よりも早く起きると体によくないということがわかっています。
ウェストミンスター大学の研究では、朝7時よりも早く起きると、コルチゾールが急激にあがりさらに下がりにくくなるということがわかっています。
コルチゾールとは、ストレスホルモンで朝目覚めるときには誰しもが分泌されます。コルチゾールを分泌することで、人間が活動するためのエネルギーが体中に送り込まれます。
なので起きるときにコルチゾール値が上がることはいたって正常なのですが、目覚めた後はだんだんコルチゾールの値が減っていかなければなりません。
しかし、朝7時よりも早く起きてしまうと、急激に上昇したコルチゾールが高止まりしてしまうため、体が休まりにくくなったり慢性的なストレスを感じてしまったりするということです。
慢性的なストレスは、体の炎症を起こし老化の原因にもなります。
つまり、朝7時よりも早く起きることは体に悪影響を及ぼすということです。
早起きが正しいと思っていた人からすると結構驚きですよね笑
日本では早起きが絶対にいいみたいな風習がありますが、早起きをすると言っても、朝7時以降に起きた方が健康のためにはいいようです!
僕がギリギリに起きていたのは体にはよかったみたいですね!(正当化)
ゆっくり起きるとメリット
米国医師会雑誌(JAMA)に出された論文によると、学校が始まる時間を30分遅らせるだけで、学生の睡眠時間が増加し日中の眠気や疲労感が減少するということがわかっています。
研究チームは201人の高校生を以下の二つのグループに分けて実験を行いました。
1.いつも通り8時に学校へ行く
2.いつもより30分遅く学校へ行く
半分の学生の登校時間を30分遅らせたということです。
その結果、30分遅らせたグループは
- 睡眠時間が平均で45分増加
- 全体の39%の学生が8時間以上の睡眠を確保(8時登校グループは16%)
- 7時間以下睡眠の学生が27%減少
- 日中の眠気が60%改善
- 日中の疲労感が60%改善
- 幸福度が21%改善
という大きな効果がありました。
さらに、2014年に行われた追加の実験では始業時間を25分遅らせると、
総睡眠時間が29分増加し8時間以上の睡眠を取れる学生の割合が18%から44%に増えた
ということもわかりました。
つまり、始業時間を30分ほど遅らせることで多くの学生たちはより長い睡眠を取ることができ、日中の眠気や疲労感を抑えることができるため、授業中の集中力が改善されるということです!
この研究を見ると、学校はゆっくり始めたほうがいいと言えますよね。
僕が通っていた学校は確かに朝が早かったぞ!!!(正当化)(30分遅らせても結局遅起き)
朝7時以降にゆっくり起きて、学校や仕事場へ向かったほうがみんなのためになると判明しているわけです。
日本の朝早いことを良しとする文化は、この研究を参考にして変えていくべきですね笑
朝ゆっくり文化の方がみんなが幸せになると思います。
まとめ
- 朝7時前の早起きは体によくない!
- 朝ゆっくり起きるとメリットが!
- 夜型万歳!(言うてない)
社会人になるときには、朝のゆっくり起きられることを第一に住む場所を考えたいと思います笑
皆さんの参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
参考文献
・実は早起きは体に悪い!という事実
https://daigoblog.jp/risk-gettingupearly/
・早起きより【遅起き】の方が得する科学的根拠
https://daigoblog.jp/lateup-benefit/