- いまいち成績が伸びない。
- 自分の勉強法が間違
- 効率が悪い勉強法を知りたい!
この記事を読めば、常識のように行われている勉強法が実は効率が悪いということを理解することができます。
皆さんは、効率よく勉強できていますか?
もしかすると、この記事を読んでいる人の中にはなかなか成績が伸びなくて悩んでいる人もいるかもしれませんね。
かつての僕もその一人でした。勉強時間は確保できても全然点数が伸びず、最終的には志望校に合格することができませんでした。(点数が低すぎて受験すら断念。)
いま振り返ると、僕が点数が伸びなかったのは常識的な勉強法に囚われていたからだと思います。そして、皆さんも効率が悪い勉強法をやっているかもしれません。
というわけで今回は、たくさんの人がやりがちなやってはいけない非効率的な勉強法を5つ紹介します!
この記事を読んだ後は、この5つの勉強法はしないようにしてください!
本記事の内容はこちら!
やってはいけない常識的勉強法5選
- マーカーを引く。
- テキストを何度も読む。
- すぐに復習する。
- 音楽を聴いて勉強する。
- 徹夜で勉強する。
以下の参考文献を基に書いています。
やってはいけない勉強法5選

それではさっそく、たくさんの人がやりがちな非効率的勉強法を5つ紹介します!
やってはいけない勉強法①
マーカーを引く
まず、大事なところにマーカーを引くのはやめましょう。
なぜなら、マーカーを引いたところで頭に入らないからです。
大事なところに線を引く
教科書で大事なところにマーカーを引く人は多いと思います。僕もめちゃくちゃ引いていました。
この作業は残念ながら、効率が悪いです。
マーカーを引くと大事なところがわかって効率がよさそうですが、実はマーカーを引いただけで脳が満足してしまうことがわかっています。
覚えた気になって、ちゃんと覚えたわけではないというわけです。
成績をあげるためには、学んだ知識を使える知識まで落とし込めてないと意味がないですしね。
確かに今までマーカーを引いていたけど、点数が取れたという人もいるかもしれませんが、そういう人たちは別の方法で覚えるための工夫を行っていると思います。
それはマーカーの成果ではありません。
マーカーを引いて満足してしまうのは防ぎましょう。
やってはいけない勉強法①マーカーは引いただけで満足してしまうから非効率。
やってはいけない勉強法②
テキストをもう一回読む
次に、テキストを何回も読むのはやめましょう。
なぜなら、テキストを何回も読むと、覚えていないのにわかったつもりになってしまうからです。
何度も読み返す
勉強するときに、テキストを何回も何回も読み直す人はいると思います。
そして二回目以降は、初めて読むときよりも読むスピードが上がって、文章がスイスイ頭の中に入ってくると思います。
しかし、それは理解したからではなく、何回も読んでいるから読むスピードが早くなっただけです。読むのが早くてもその知識が覚えられたわけではありません。
すらすら読めるだけでは意味がなく、ちゃんと問題を解けてこそ理解したことになります。
確かに、テキストを何回も読んでいたら頭に入ったよという人はいるかもしれません。
もちろん、何もやらないよりはましですが、時間に対する効果がかなり低いです。
効率よく勉強したいのなら、何回も読む勉強はやめにしましょう。
やってはいけない勉強法②テキストを何回も読んでもわかったつもりになるだけ。
やってはいけない勉強法③
すぐに復習する
次に、覚えたあとすぐに復習するのは効率が悪いです。
なぜなら、記憶が定着するのは忘れたころに思い出すことが大事だからです。
すぐに復習しようは非効率
「すぐに復習してはいけません。」なんて言うと、9割の人がそんなわけないだろと思うかもしれません。
僕を含めた学生は、「すぐに復習しなさい!」と教わっているため、それが否定される意味がわからないと思います。
しかし、事実として復習はすぐにやらない方がいいことがわかっています。
アメリカで行われた実験で、復習のタイミングはいつがベストなのかを調べました。
その結果、
- 学習してすぐに復習した生徒は学期末の成績がもっとも悪かった。
- 学んだことを忘れかけたときに復習した生徒は成績が良かった。
ということがわかりました。
つまり、学んだあとに復習するのは非効率でちょっと期間を空けて復習したほうが効率が良いというわけです。
なぜすぐに復習をしてはいけないのかと言いますと、覚えている段階でもう一度復習すると、「すでに知っている情報だから記憶しなくてもいいんだ」と脳が判断します。
一方で、忘れかけたときに思い出すと、「わざわざギリギリ思い出すくらい大事な情報なんだ」と脳が判断します。
思い出す作業が困難であるほど脳が重要な情報として記憶に定着させるわけです。
確かに、今まですぐに復習しろ!と言われ続けたので、一定期間復習しないことには抵抗があると思います。
しかし、非効率な勉強法を続けていても点数は上がりません。
今までの方法をやめるのは心苦しいかもしれませんが、一旦すぐに復習するのはやめましょう!
やってはいけない勉強法③学んだことをすぐに復習するのは非効率。
やってはいけない勉強法④
音楽を聞きながらやる
次に、音楽を聞きながらやるのは非効率です。
なぜなら、目からの情報と耳からの情報が重なって脳に負担をかけるからです。
ながら勉強の罠
音楽を聞きながら勉強する人は多いと思います。僕も高校生のころは当たり前のように好きな曲を聴いて勉強をやっていました。
しかし、音楽をかけながら勉強をすると、成績が著しく下がることがわかっています。
詳しくはこちらで解説してます。

確かに、音楽を聞きながらの方が集中できるよ!という人はいるかもしれません。
それは、音楽のおかげでテンションが上がっただけで、成績にはむしろ悪影響を与えています。
中には聞いてもいい音もありますが、好きな音楽を聞きながらの勉強はやめましょう。
やってはいけない勉強法④音楽を聞きながら勉強をするのは非効率。
やってはいけない勉強法⑤
徹夜でやる
最後に、徹夜でやるのは効率が悪いです。
なぜなら、睡眠が記憶を定着させる環境を整えてくれるからです。
一夜漬けでなんとかなる?
徹夜で勉強する人は多いと思います。
僕も高校時代は、テスト勉強の終わりが当日の朝になることがほとんどでした。
しかし、徹夜での勉強は非常に効率が悪いことが明らかになっています。
カルフォルニア大学バークレー校の生徒たちのテストの結果を比較すると、徹夜グループは睡眠を取ったグループに比べて成績が40%も悪くなったということがわかっています。
なぜ徹夜組の点数が悪いかと言いますと、新しい情報を補完する海馬という部分が徹夜組はほとんど活動しておらず、どんなに新しい情報が入ってきても短期記憶にすら定着しないため、テスト当日には何も頭に残らないというわけです。
この通り、睡眠不足の状態で学習しても成績にはつながりません。
確かに、一夜漬けでなんとかなる試験もあるかもしれませんが、非効率に違いありません。
ついつい勉強を先延ばしにしがちかもしれませんが、前もって取り掛かれる人になりましょう!

やるべき勉強を先延ばししてしまう人は完璧主義に陥っているかもしれないので要注意。
やってはいけない勉強法⑤徹夜で勉強しても頭に残りにくい。
やってはいけない勉強法まとめ

いかがだったでしょうか。学生時代を振り返るとここに挙げたことを全部やっていたので、僕の勉強法は効率が悪かったんだということがわかりました。そりゃ志望校に合格できないわけです笑
最後に、復習します。(あれだけ言うてすぐに復習する奴)
- マーカーを引く。
- 何度もテキストを読む。
- すぐに復習する。
- 音楽を聞きながら勉強する。
- 徹夜で勉強する。
ということでした!
皆さんには受験に失敗するという辛い思いをしてほしくないので、この5つの勉強法は今すぐやめてください。
非常識な勉強法で成績がコツコツ上昇していくことを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!